透視検査室
透視装置(X線テレビ)とは?
Ⅹ線テレビで観察しながら、検査や治療(処置)をおこないます。
胃透視・注腸透視・脊髄腔造影(ミエログラフィー)・その他 神経根ブロックなどの検査・治療があります。
胃透視
《どんな検査?》
胃の透視は、発泡剤という炭酸の粉とバリウムを飲んで、いろいろと体を動かし、
胃全体にバリウムを付着させ撮影をおこないます。
《検査の時間は?》
10~20分程度
《検査前は?》
絶飲食(詳しくは主治医・看護師にお聞きください)
※胃透視などの消化管検査は、胃や腸の動き(蠕動)を抑える注射をおこないます。
しかし、心臓病の方・緑内障の方・前立腺肥大症の方は、
注射薬を変えておこないます。必ず主治医・検査担当者または看護師にお知らせください。
脊髄腔造影(ミエログラフィー)
《どんな検査?》
脊髄腔造影は、脊髄クモ膜下腔に造影剤を注入することにより、
脊髄腫瘍・椎間板ヘルニア・脊椎腫瘍などの脊髄腔内外の病変を診断検査です。
《検査の時間は?》
20~50分程度
《検査の後は?》
直後にCT検査をおこないます。
その他
●整形外科の治療処置として
・神経根ブロック
・骨折部整復など
●内視鏡を使用しながらおこなう検査・治療として
・内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
・内視鏡的胆管ドレナージ(ENBD)など
透視装置を使った検査は、必要に応じて他にもいろいろあります。
検査の詳しい内容や、検査前・後の処置や注意事項については、主治医・検査担当者または看護師に、お気軽にお尋ねください。