病院からのお知らせ
内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチXi」を導入しました
~より安全で患者にやさしい手術が可能に~
内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチSi」は2017年5月に富山県呉西地区では初めて当院に導入されました。
ダヴィンチは、医師の手術器具の操作を支援するロボットで、メスや鉗子(かんし)などの手術器具を取り付けるための3本のアームと3次元立体画像モニターを備えており、結腸がん(外科)、直腸がん、前立腺がん、腎がん、膀胱がん、骨盤臓器脱(泌尿器)でロボット支援手術を行っています。
アームは医師の手の動きを縮小して動作するとともにソフトウェアで手振れを取り除きます。また、従来の内視鏡手術と違い、3次元立体画像により奥行きを読み取って鉗子を動かすことができます。このため、医師は細かな作業をより正確かつ安全に行うことができます。
また、開腹手術に比べて傷口が小さいため、手術中の出血量が少ない、手術後の痛みが軽減できる、早期の退院・社会復帰が期待できるなど、患者にやさしい医療を提供することができます。
2024年8月には、従来の「ダヴィンチSi」に代えて「ダヴィンチXi」を導入しました。
前世代のSiに比べ機能が充実し、これまで施行困難であった術式もロボット手術で施行可能となり、より患者さんに低侵襲な治療を提供できるようになります。
令和6年1月時点で、結腸がん(外科)、直腸がん、前立腺がん、腎がん、膀胱がん、骨盤臓器脱(泌尿器)でロボット支援手術を行っています。
