診療科
内科
循環器内科
科の特色
日本循環器学会専門医研修施設に指定されています。
冠動脈疾患の治療、特にカテーテルを用いた手術(カテーテルインターベンション)に力を入れており、 救急搬送や呉西地区の他病院からの患者さんのご紹介もお受けし積極的に取り組んでいます。
診察する主な病気(病名)
- 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、無症候性心筋虚血)
- 不整脈(発作性上室頻拍、心房細動、心室頻拍、洞不全、房室ブロックなど)
- 慢性・急性心不全
- 高血圧症、心筋症、心膜疾患、弁膜症など
- 末梢動脈疾患
年間治療(手術)状況
- 冠動脈インターベンション 154例 (2024年)
- ペースメーカー手術 37例(2024年)
最新治療情報
疾患を薬物治療しつつ侵襲的治療が望ましいか厳密に判断しています。また、患者さんのご希望も踏まえて方針を決定しています。
その他
急性心筋梗塞などで冠動脈遺影検査やカテーテルインターベンションが緊急で必要となる場合も休日、夜間を問わず迅速に対応しております。
集中治療部と連携し、急性心筋梗塞、その他の急性心不全など重症例の患者さんを集中治療室で管理し治療成績向上に努めています。
冠動脈造影検査や待機的な冠動脈インターベンションでは、チームスタッフが協力して作成したクリニカルパスを使用し、質の高い効率的な医療の提供を目指しています。
発作性心房細動や発作性上室頻拍などで、カテーテルアブレーション治療が必要な場合は、金沢大学医学部附属病院や治療可能な近隣の医療機関への紹介を行っています。
参加中の臨床研究とオプトアウト
通常、臨床研究は患者さんに文書もしくは口頭で説明を行い、同意を得て行われます。
臨床研究のうち、患者さんへの新たな侵襲や介入がなく、診療情報などの情報のみを用いて行う観察研究においては、
国が定めた指針「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、必ずしも対象となる患者さんお一人ずつから直接同意を得るとは限りません。
しかしながら研究に関する情報を公開し、拒否の機会が保障することが必要とされており、このような手法を「オプトアウト」と言います。
オプトアウトを行っている当院が参加している臨床研究は以下の通りです。研究への協力をご希望されない場合は、
下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。