診療科
大腸・肛門外科
- 診察受付・診察時間
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印刷用はこちら - 外来診療担当
- 診療医紹介
- 科の特色と紹介
- 診察する主な病気(病名)
- 年間治療(手術)状況
- 最新治療情報
診察受付・診察時間
診察受付時間
初診 | 午前:8時15分~11時(水曜日休診) |
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再診 | 午前:8時~11時(水曜日休診) |
診察時間
初診 | 午前:8時30分~(水曜日休診) |
---|---|
再診 | 午前:8時30分~(水曜日休診) |
外来診療担当
初診、再診
月曜日 | 午前:田畑、家接 午後:【直腸肛門機能検査】(田畑) |
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火曜日 | 午前:家接、吉田 午後:【直腸肛門機能検査】(田畑) |
水曜日 | 午前:休診【手術】 午後:【手術】 |
木曜日 | 午前:田畑、家接 |
金曜日 | 午前:田畑、野島 |
詳しくは 外来担当一覧(PDF) をご参照ください。
診療医紹介
氏名 | 卒業年 | 専門分野 | 所属学会等 |
---|---|---|---|
主任部長 田畑 敏 |
平成3年 | 消化器外科 (大腸) 直腸肛門疾患 |
日本大腸肛門病学会専門医・指導医 日本臨床肛門病学会評議員・技能指導医 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会認定医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 北陸肛門疾患懇談会世話人 内痔核治療研究会世話人 |
部長 家接 健一 |
昭和63年 | 消化器外科 (大腸) 内視鏡外科 |
日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本Acute Care Surgery学会評議員 日本Acute Care Surgery学会認定外科医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本腹部救急医学会 腹部救急認定医 JATECプロバイダー JPTECインストラクター MCLSインストラクター 日本医師会産業医 日体協スポーツドクター 日本DMAT隊員 |
部長 吉田 貢一 |
平成6年 | 消化器外科 (大腸) 内視鏡外科 |
日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸) 日本内視鏡外科学会ロボット支援手術プロクター(指導者) 日本内視鏡外科学会評議員 日本大腸肛門病学会専門医・指導医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本腹部救急医学会 腹部救急認定医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 da Vinci Surgical System Console Surgeon |
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科の特色と紹介
1996年に外科から独立した診療科で、大腸肛門疾患を中心とした疾患の診療にあたっています。対象疾患は下部消化管疾患全般です。
大腸がん、肛門疾患(痔疾患全て)、排便障害(便秘や過敏性腸症候群など)、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎などの指定難病ほか)、
肛門括約筋不全(便失禁、直腸脱など)の診断と治療や、大腸がん2次検診などを行っています。
大腸がん治療(内視鏡手術、開腹手術、腹腔鏡手術、化学療法、放射線療法、緩和治療など)については、経験豊富なスタッフが多く、
診断から治療までチームで行っています。患者さんの不利益にならないように、ガイドラインを遵守した標準治療を心がけています。
肛門疾患や機能性疾患(便秘、便失禁など)については、先進的治療法を取り入れることで、特に専門性の高い診療を行っています。
おしりや便秘、便失禁で悩んでおられる方は非常に多いので、稀有な診療科ですが、なくてはならない科で、県内外から広く紹介を受けています。
当科での診察、検査、治療をご希望の方は、一度かかりつけ医やお近くの医療機関にご相談のうえ、紹介状をお持ちいただいて受診していただければ幸いです。
スタッフ一同お待ちしております。
診察する主な病気(病名)
- 肛門三大疾患(痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔))
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 炎症性腸疾患
- 肛門括約筋不全(直腸脱、便失禁)
- 便秘
- 骨盤臓器脱(直腸瘤など)
年間治療(手術)状況
- 肛門三大疾患手術件数 約200例
- 直腸脱手術件数 30~40例
- 大腸癌手術件数 70~100例
- 大腸内視鏡検査 約2,000例
最新治療情報
便漏れ(便失禁)に対する新しい治療法が2014年4月に保険適応となりました。SNM(Sacral Neuromodulation;仙骨神経刺激療法)というものです。
肛門の締りが弱いため便が自分の意思に反して漏れてしまう状態を便失禁(肛門括約筋不全症)といいます。
この便失禁を薬効としている薬はほとんどなく、保存治療としてはもっぱら排便習慣の指導や肛門括約筋トレーニングを推奨することでした。
外科治療としての括約筋修復術も適応症例が限られ、満足できる治療法とは言い難いものでした。
今回SNMが保険収載となり治療の選択肢が増えただけでなく、これまで諦めてきたような高度な便失禁症例でも症状を軽減できる可能性がでてきました。
米国からはSNMにより8割以上の方の便失禁が改善したと報告され、本邦の臨床研究でも同等の結果が得られています。
SNMは講習会を受けた医師が所属し、ある一定の基準を満たした医療施設(施設認定)でのみ行われることになりましたが、当院は2014年6月に施設認定を受けました。
希望される方には、まず保存療法を行っていただき、しばらくは保存療法が効かない方に限定してSNMを行いたいと考えています。
その他、便秘、肛門括約筋不全の治療にも力を入れ、腸管通過時間測定、排便造影検査、肛門機能検査、神経学的検査、 肛門超音波検査など非侵襲的機能検査も行っています。
日本臨床肛門病学会 臨床肛門病技能認定施設の認定を受けています。(2018年4月1日~)
ストーマ外来
ストーマ保有者のための専門外来を開設しています。皮膚・排泄ケアの認定看護師が担当しています。
詳しくは、ストーマ外来(312KB/PDFファイル)をごらんください。