看護部
部署紹介
看護外来のご案内
看護外来とは、病気を持ちながら地域で療養や社会生活を営む患者さんやご家族の方に、 円滑な生活が行えるように専門的な知識や技術をもった看護師が相談や指導を行う外来です。
当院では、呼吸器看護外来、栄養・嚥下ケア外来、認知症看護外来、糖尿病看護外来、リウマチケア外来、ストーマ・スキンケア外来、 手術サポート外来、リンパ浮腫外来、フットケア看護外来、アピアランス(外見)ケア外来、子どもと家族のための看護外来の11つの看護外来で、 患者さんやご家族のご相談をお受けします。
呼吸器看護外来
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呼吸の病気を抱えながら在宅で生活していく患者さんやご家族に対して、その方らしく生活できるように支援を行います。
- 在宅酸素療法(HOT)や在宅人工呼吸器(NPPV)の治療を受けている方やこれから始められる方への支援
- 息切れを少なくする呼吸の方法や動作の方法
- 効果的な栄養のとり方
- 感染予防や禁煙の方法など
お気軽にご相談ください
栄養・嚥下ケア外来
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栄養状態や食べること・飲み込むことに問題や不安がある患者さんやそのご家族に対して、専門的な知識で評価し、療養生活の支援を行います。
- 栄養状態に不安がある方の相談
- 飲み込む時にむせがある、または飲み込みにくいなどの問題がある方の相談
- とろみ剤の使用方法
- 栄養補助食品や嚥下調整食の相談
- 口腔ケア方法
- 経腸栄養(胃ろう)の相談など
お気軽にご相談ください
認知症看護外来
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認知症ではないか?認知症と言われた、認知症の家族がいて介護しているなど認知症にかかわる様々な悩みを抱えている方々のご相談をお受けいたします。
- 認知症ってどのような病気
- 認知症と言われた、どうしよう
- 家族が認知症になった
- もしかして認知症かも・・・
- どのように介護すればいいのか
- こんな時どうすればよいのか
- 介護に疲れてきた
など お気軽にご相談ください
糖尿病看護外来
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糖尿病を持ちながら通院および入院しておられる患者さんやそのご家族を対象に、糖尿病とうまく付き合っていく方法をともに考え、 患者さん一人ひとりにあった方法を見出せるように医師と連携をとりながら看護師が相談・指導を行います。
- 初めて糖尿病と診断された方(病気との付き合い方など)
- 退院後初めて受診される方
- インスリンなどの注射指導・相談
- 自己血糖測定導入・手技指導
- 食事・運動・薬物療法について
- 合併症の予防について
- フットケア(足の手入れ・爪きり・自己管理の方法など)
- 糖尿病の療養生活で困ったことやわからないことがある方
お気軽にご相談ください
リウマチケア外来
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患者さんやご家族の療養上の不安や悩み、生活する上での様々な問題について、ご相談をお受けします。
- 関節リウマチってどんな病気?
- 治療法について知りたい
- リウマチ治療にかかる医療費について知りたい
- 生活する上で困った事がある
- 補助具について相談したい
- ご家族が自宅で介護する上で困った事がある
- 介護の仕方がわからない
- 困ったときの対処方法
など お気軽にご相談ください
ストーマ・スキンケア外来
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ストーマ(人工肛門・人工膀胱)・褥瘡(床ずれ)・胃瘻などのケア方法やトラブルへの対応など様々な悩みを抱えている方々が、 快適に日常生活を送ることができるようにサポートします。
- ストーマ(人工肛門・人工膀胱)の手術が必要と言われた、どんな手術なの?
- 退院したけど、ストーマのケアが上手くできているのか心配
- ストーマのまわりがかぶれているみたい
- 胃瘻のケア方法が知りたい
- 胃瘻のまわりがジクジクしている
- 褥瘡予防の寝具について知りたい
- 家で、どんなふうに褥瘡のケアをしたらいいか知りたい
など お気軽にご相談ください
※ストーマの方は、装具交換できる準備をお願いします
手術サポート外来
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手術前に身体の状態を整えるお手伝いをします。また手術を受ける患者さんとそのご家族のご相談をお受けします。
手術前に不安なことやちょっと聞きたいことありませんか?
- 「手術室に入るのが怖い」「麻酔が効かなかったらどうしよう・・・」などお気持ちをお聞かせください
- 手術前にお口の中をきれいに保つこと、禁煙することなど、身体の状態を整えるためのアドバイスをします
- 患者さんに合わせた手術中の看護を考えるためにお話を伺います
など お気軽にご相談ください
リンパ浮腫外来
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リンパ浮腫を持ちながら、浮腫とともに療養生活を送ることができるように、医師と連携しながら一人ひとりにあった適切なサポートを行います。
- すでに脚や腕等のリンパ浮腫がある
- まだ腫れていないが徴候がある(脚や腕がだるい、張った感じがする、疲れやすい)
- 療養上の生活、スキンケア、セルフケア、運動療法について知りたい
- リンパドレナージ、圧迫療法について知りたい
- 適切な弾性ストッキングや弾性包帯を選択したい
など お気軽にご相談ください
※料金は全額自己負担となります
フットケア看護外来
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糖尿病患者さんの足を守るために、足の観察方法や日常生活での注意点、足のお手入れなどのサポートをします。 また、ご自身での爪切りが困難な方や、たこ等でお困りの方のケアも行います。
<フットケアの内容>
- 患者さんと一緒に足の状態を観察し、医師の指示のもと足のケアを行います
- 足や日常生活に関する問診
- 足浴、爪のケア、自分で切るのが困難な人の爪切り、足の角質の除去、たこ削り
- 自宅での足の手入れの方法の指導
- 正しい靴や靴下の選び方についてのアドバイス
- 水虫や伊保など足の皮膚病変の観察と必要に応じて皮膚科医師への紹介
<対象となる方>
- 足の潰瘍治療歴のある方
- 下肢や足趾を切断したことのある方
- 閉塞性動脈硬化症のある方
- 糖尿病神経障害のある方
- 足や爪のことでお困りの方
<他院からの紹介の場合>
糖尿病・内分泌内科に紹介してもらってください。
アピアランス(外見)ケア外来
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がん患者さんが、がんやがん治療による外見変化への対処を通じ、自分らしく日常生活を送ることができるように支援を行います。
- 頭髪や眉毛、まつ毛が抜けると言われて、どうしたらよいか分からない時
- 爪に影響が出ますと言われて、どうしたらよいか分からない時
- 肌に影響が出ますと言われて、どうしたらよいか分からない時
- 胸の整容について、どうしたらよいか分からない時
お気軽にご相談ください。
※心理的な不安を和らげる面接を並行して行った際は指導料がかかります。ご了承ください。
子どもと家族のための看護外来
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病気をもちながら生活するお子さんが、生活の工夫を行うことでやりたいことに前向きに取り組んだり、 その子の持つ力を最大限に発揮して活動したりできるよう相談を受け、成長・発達を促す専門的な支援などを行います。
- 病気をもつ子どもと家族の療養上の悩み
- 在宅で医療的ケアを行う上での患者・家族の悩み
- 子どもの発達特性に応じたかかわり方に関する悩み
など お気軽にご相談下さい。
看護外来へのかかりかた 料金について
看護外来の料金について
看護外来の相談については、料金はかかりませんが、処置が伴う場合は、処置・指導料がかかります。ご了承ください。
(例) 呼吸器看護外来で指導を行った場合
ストーマ・スキンケア外来でストーマケアを行った場合
糖尿病看護外来やリウマチケア外来で指導を行った場合
フットケア看護外来で指導、ケアを行った場合 など
リンパ浮腫外来については、全額自己負担となります。ご了承ください
看護外来へのかかり方
※看護外来は予約制です。お越しいただく日時を調整させていただきます。
院内助産
あなたは、どんなお産がしたいですか? |
院内助産とは?
院内助産とは、病院内で、助産師が主体となってお産のお手伝いをするシステムのことをいいます。 医療設備のある病院で、助産院のようなアットホームなお産ができる、両方の良さを兼ね備えています。 自分で産んだという達成感・満足感を感じられるお産になるよう、 助産師が妊娠中から産後まで一緒にサポートさせていただきます。 |
院内助産でお産できる方
☆ 経産婦さんで、ご家族の同意がある方 |
上記内容以外でも条件がありますので、詳しい内容は産婦人科外来にお問い合わせください。 |
院内助産室のご案内
マットレスやフローリング・ソファーなど、その時に楽と思える場所で、楽な姿勢で、入院からご出産まで移動なく過ごせます。 |
院内助産のいいところは?
助産師が主体となり医療介入の少ない、
自然なお産を目指します
安全でスムーズなお産になるように、
妊娠中からの健康管理について一緒に考えます
院内助産室で、お産ができるので、
陣痛室から分娩室への移動なく過ごせます
上のお子さんも含め、
家族に囲まれて赤ちゃんを迎えることが出来ます
バースプランに基づいてサポートします |
バースプランとは? お母さんとご家族がどのような妊娠・お産・産後・育児を希望されるかという計画案のことです! フリースタイル分娩とは? 仰向けの体勢にこだわらず自由な姿勢で赤ちゃんを迎えるお産方法のことです! |
経験5年以上の助産師が |
産後は、お母さんに合わせた |
家族の立ち会いについて
家族に見守られ、新しい家族である赤ちゃんを迎えるアットホームなお産ができるよう、院内助産に限りお子さんも立ち会うことができます。 |
立ち会いできる方
・あなたが傍にいてほしい人(夫・両家のご両親・お子さん) |
砺波総合病院の助産師と一緒に、素敵なマタニティライフを、
そして満足のいくお産をしてみませんか?
ご自身の望む自然なお産をしたいと思われる方はぜひご相談ください。
院内助産についてのご質問は、
産婦人科外来でご相談ください!
市立砺波総合病院 産婦人科外来
TEL:0763-32-3320(代表)
※掲載した写真はご家族の同意を頂いております。
母子同室
西病棟3階産科病棟では、出産後お母さんと赤ちゃんが離れることなく、同じ部屋で過ごしていただく母子同室を行っています。
なぜ母子同室が良いのでしょう?
お母さんと赤ちゃんの絆が深まる、そしてお父さんも!?
赤ちゃんは、お腹の中でずっと聞いていた、お母さんの声がするところにいて、 大好きなお母さんの匂い・温もり・優しさを感じることができます。 また、お母さんも赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしてあげることができ、 かわいい赤ちゃんの温もりを感じることで、お母さんと赤ちゃんの絆が深まっていきます。 さらに、面会に来られたお父さんが泣いているわが子をぎこちなく抱いているのを見かけます。 その姿はとても微笑ましく赤ちゃん・お父さんとの絆も深まっている気がします。
おっぱいの分泌が良くなる
多くのお母さんは、できることならおっぱいで育てたいと思っていらっしゃることでしょう。 おっぱいが良く出るようになるには、出産早期からの頻回な授乳が必要です。 母子同室は赤ちゃんがおっぱいを欲しがればすぐあげることができ、 赤ちゃんのリズムに合わせた授乳をすることでおっぱいの出も良くなります。
退院後の生活がよりスムーズに
最近のお母さん方は、小さな赤ちゃんを抱く機会が少ないと考えられます。5~6日間の入院生活で傍にいる赤ちゃんを何度も抱き、 おっぱいをあげることで抱っこも慣れ、離れていては見えない赤ちゃんの生活リズムや様子を実感でき、退院後の心配も減ります。
どんなふうに?母子同室の実際をご紹介しましょう
始まりは早期母子接触から
出産直後、生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんの胸の上に乗せると自分でおっぱいを探し吸い始めます。 このとき赤ちゃんはお母さんの乳首をインプットしていくのです。
早期の頻回授乳
お母さんの体調や赤ちゃんの様子をみてできるだけ早期に開始します(可能なら分娩室からそのままでも)。 赤ちゃんと一緒に過ごすようになったら、赤ちゃんが欲しがるときにおっぱいを頻回にすってもらいます。
Q&A よく聞く質問
その1:お母さんが休めなくて大変なのでは?
- ・泣いたらすぐおっぱいがあげられるし、すぐ傍に赤ちゃんが寝ているので授乳室まで行く必要がなく楽だった。
- ・上の子は、寝ていてなかなかおっぱいを飲んでくれなくって、混合(母乳とミルク)栄養だったけど、おっぱいだけで退院できるし、楽だし、楽しかった。
など、お母さん達からは、同室して良かったという意見を多く頂きました。
もし頻回な授乳がつらいときには、いつでも赤ちゃんをお預かりしますので、ご心配要りません。
その2:4人部屋で赤ちゃんが泣いたら周りの人に迷惑がかかるのではないか?
この件もよく聞かれますが、4人部屋でも他の赤ちゃんの泣き声は気にならないとの意見が大多数でした。
その3:おっぱいが出ないのに吸わせても…。
母乳は十分な量が最初から出るわけではありません。出産早期から頻回に赤ちゃんに吸ってもらうことにより分泌されます。 赤ちゃんは、母乳が出てくるようになるまで栄養を蓄えて生まれてきます。頻回に吸わせることが母乳を出す秘訣なのです。
その4:その他に母子同室のいいところは何?
たった数日間の入院で、おっぱいだけで育てられるようになれば後の育児がとても楽なのではないでしょうか?
また、母子同室はお母さんと赤ちゃんのハネムーンだとも言われます。日々変わっていく赤ちゃんの顔・表情を身近で見ていられる。
そんな表情をお母さん達の中には、毎日携帯で写真を撮っておられるかたもみうけられます。
私たちスタッフもお母さん方に休息をとっていただけるように、支援させていただいています。
そして母子同室のためにお願い
出産後のお母さんに面会に来られた方は、マスクを着用し、看護スタッフにお声をかけてください。
咳が出ているなど他風邪症状のある方、お子さんの周りで感染症が流行っているなどのときには、
赤ちゃんへの感染予防のため面会は控えていただくようお願いいたします。
部屋でのご面会は
ご主人と両方のご両親のみとさせていただいています。洗面所で手洗いをすませてお入りください。
上のお子さんと赤ちゃんの面会は、窓越しでとなります。
面会時間をおまもりください
平日:14時から20時
休日:10時から12時、14時から20時
ご友人、ご親戚の面会について
ご友人・ご兄弟・祖父母・ご親戚は、お部屋に入ることはできません。
食堂等での面会はできますが、赤ちゃんを見ていただくことはできませんので、ご了承ください。
面会は、思っている以上に、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても疲労の原因となります。また、お母さんは、昼夜問わず起きて授乳をされています。
特に出産間もないときは、頻回に授乳をされていますので、出産後数日はさけていただくと、お母さんの休息も取りやすいのではないかと思います。
女性骨盤底再建センター
外来では受診される皆様に、よりよい医療を受けていただくため
全科でサポートしていきます。ご遠慮なくご相談ください。
助産師外来
化学療法室
化学療法室とは、外来で注射による化学療法(抗がん剤治療)を行う専用の部屋です。 入院をせずに外来で安心・安全に化学療法を受けられる体制を整えています。 化学療法中は、テレビやBGMを聞きながら、プライバシーの配慮された環境で快適に過ごすことができます。 |
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化学療法室の病床数は、10台のベッドと4台のリクライニングチェアの合計14床です。室内には面談を行える個室もあります。 スタッフは、専任医師3名、看護師2名(がん化学療法看護認定看護師1名)、薬剤師2名(がん専門薬剤師1名)が配置されています。 それぞれが専門性を発揮して、患者さんのQOLの維持・向上に繋がるよう日々努力しております。 |
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各部署紹介
西棟 | 東棟 | 北棟 | |
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7階 | 緩和ケア科・ 腎高血圧内科 |
精神科 | |
6階 | 血液内科・ 消化器内科 |
循環器内科・ 内分泌内科 |
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5階 | 外科・泌尿器科・ 大腸肛門科 |
感染病床 | 訪問看護 ステーション |
4階 | 整形外科 | 地域包括ケア | 透析センター |
3階 | 産婦人科・小児科 | 脳外科・ 耳鼻咽喉科・眼科 |
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2階 | ICU・HCU・手術室 | 外来 | |
1階 | 外来 患者総合支援センター |